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子宮頸がんは早く発見すれば治るのです!!!

子宮頚がんは早期発見できますし、早期発見した場合治ることが圧倒的に多いです!

日本における子宮頸がんの最近の動向はどうなっていますか?

子宮頚がんは『マザーキラー』とも呼ばれ、多くは妊娠・出産を控える若年世代の女性を中心に発生しています!

子宮頸がんは年間約1万人が罹患し、約2,800人が死亡しており、患者数・死亡者数とも近年漸増傾向にあります。特に、他の年齢層に比較して50歳未満の若い世代での罹患の増加が問題となっています。

子宮頸がんはどのようにして起こるのですか? どのように予防できるのですか?

子宮頸がんの95~99%以上は、ヒトパピローマウイルス(HPV)というウイルスの感染が原因です。子宮頸部に感染するHPVの感染経路は、性的接触と考えられます。

HPVはごくありふれたウイルスで、性交渉の経験がある女性のうち50%~80%は、HPVに感染していると推計されています。20代が80%、30代が60%とピークを迎え、40代になると20%まで低下すると推定されています。

性交渉を経験する年頃になれば、男女を問わず、多くの人々がHPVに感染します。そして、そのうち一部の女性が将来高度前がん病変や子宮頸がんを発症することになります。

HPVに感染してから子宮頸がんに進行するまでの期間は、大多数の『扁平上皮がん』の場合数年~数十年と考えられますが、最近増加傾向にある『腺がん』などは約一年あまりで進行する場合もあると報告されています。

HPVに感染した女性の一部は、感染細胞が異常な形に変化して、前がん病変を発症します。HPVの作用による細胞の異常は、軽い異常(軽度前がん病変)が起こり、その中の一部は、さらに強い異常(高度前がん病変)に進行します。

これらの異型成は、一般的に症状が出現しないため、「子宮頸がん検診」で見つけられます。

しかし、がん検診を受診しないと、気づかれないまま、前がん病変から子宮頸がん(浸潤がん)に進行することがあります。

発がん性HPVの中で、とくに、HPV16型、HPV18型は特に前がん病変や子宮頸がんへ進行する頻度が高く、スピードも速いと言われています。しかし、HPV16型、HPV18型の感染は、HPVワクチンHPVワクチンによって防ぐことができます。

このように、子宮頸がんでは、原因であるHPVに感染しないことによってがんにならないようにすること(1次予防)と、がん検診によるスクリーニングでがんを早期発見・早期治療し、結果的に子宮頸がんによる死亡を予防すること(2次予防)ができます。このように子宮頸がんは、最も予防しやすいがんであり、がん予防の知識が大切となる病気です。

結論、定期的に子宮頸がん健診を受けましょう!

子宮頚がんには、実は予防接種があるのです!詳しくはこちらをご覧ください!

*日本産科婦人科学会ホームページより一部引用し、さらに独自に修正を加えています。

 

 

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